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フィールドワーク便り
調査日記
オフィス用にリノベーション（画期的修築）されたビルの地階（日本では１階）に保育園（私立）が開設された。(ロンドン市内)
左のオフィスビル地階に開設された保育園の公開日。オフィス利用者へアピールしている。全国チェーンの保育園で利用料金は高いが内部の施設は充実している。
元は慈善家が創設した捨て子院があった場所が市民の存続運動により子ども公園（コラムズ フィールズ）として利用されている。大人は子連れでなければ入園できない（ロンドン市内中心部カムデン）。
子ども公園の一画にドロップインが設けられている。大人が一緒であれば利用でき、他の子と遊ばせたり、話をすることができる。ちょっとしたスナックが用意される。
コラムズ フィールズの一画にある慈善団体の保育園内部（その後、改修された）
子ども公園（コラムズフィールズ）とキングスクロス駅に近い場所に、緑豊かなオープンスペースを提供するカルソープ・プロジェクトCalthorpe Projectがある。託児・子ども用休暇プログラム、外国出身者向け語学講座、大人向け各種講座、など低料金で市民が利用できる。
小学校にナーサリー（保育学級）が併設
されている（カムデン、ロンドン）。
グレート・オーモンド通り子ども病院
１８５２年に設立された子どものための病院。当初のベッド数は10床。チャールズ・デケンズも後援者であった。ロンドン中心部ブルームズベリにあり、コラムズ フィールズにも近い。現在、改装工事中。
カムデン地区にあるハンター通り保健所
子どもの保健、家族計画関係のほか、歯科、足病科、言語療法、心理などが用意され、地区保健婦（自宅療養者を見舞う）、保健師、ソーシャルワーカーの拠点となっている。
国民健康保険によりサービスは無償である。乳幼児を連れた保護者が自由に立ち寄るサービスもある。避妊薬も提供される。
‘アリソン・ラッパーの像’
生まれつき四肢が短く、唇等を使い表現する美術家、アリソン・ラッパーが妊娠8カ月の時にモデルとなりマーク・クインが製作した彫像 Allison Lapper Pregnantがロンドン、トラファルガー広場の４つ目の台座を飾る彫刻として飾られた。空座であった広場４つ目の台座は今公募作品を飾る場となっている。この像は2005年から2007年まで飾られた。
